社会保険

家族の介護で離職しないために

介護をしながら働いている人が年々増加しています。総務省統計局の調査によると、年齢階級別で最も高い割合は、男性は「50~54歳」で88.5%、女性は「50~54歳」で71.8%を占めているようです。 <総務省統計局>令和4年就業構造基本調査 結果の概要よりwww.st…

自己投資コストの一部が返金される制度

今後のキャリアのため、専門的な勉強をしたり資格をとりたいけれど、お金が心配…。そんな悩みをお持ちの方は、いませんか?今回は、自己投資にかかった費用が一部返金される制度をご紹介します。雇用保険の教育訓練給付制度です。①専門実践教育訓練、②特定一…

退職後に起業予定の方の失業給付

現在の勤務先を退職し起業を考えている方に、ちょっと朗報です。2022年7月1日から「もしもの時の選択肢」が1つ増えました。それは…雇用保険の失業給付(基本手当)の特例です。失業給付は、受給できる期間が退職日の翌日から1年間ですが、申請することで最大4…

副業・兼業する時の社会保険

副業・複業・ダブルワークなど勤務先を1社に限定しない働き方が注目されるようになりました。今回は、2つの会社と雇用契約を結び社員として働くときの社会保険のお話です。 社会保険(厚生年金保険、健康保険) まず、A社とB社それぞれの会社で社会保険の加入…

休職中の社会保険料

毎月の給与から引かれる社会保険料(健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料)。思っていたより大きな金額に驚いた方もいませんか? この保険料負担が免除される(年金額の計算では、保険料を納めた期間として扱われます)のは、「産前産後休業を取るとき」と…

フリーランスの労災の特別加入

フリーランスや個人事業主として働く方が増え、安心安全に働くための法整備も少しずつ前進しています。2021年以降、労災も任意加入できる範囲が芸能・アニメーション・自転車での貨物運送・IT関係の方へ拡がりました。会社員を辞めて独立したり副業でフリー…

通院や入院で支出が増えたときの返金制度

1.どんな制度? 病院へ支払ったお金が高額になったとき、年齢や所得に応じた一定基準額を超えると、超えた分が後で払い戻される健康保険の制度です。かかった費用を以下のように細かく分けていき、それぞれのカテゴリー別に金額を合計していきます。そして…

病気やケガで休職するときの所得保障

病気やケガで会社を数日休む場合は、年次有給休暇や会社が独自に設けている私傷病休暇などを利用することが多いかと思います。しかし、半年や1年のような長期間にわたる場合はどうなるのでしょうか? 今回は、病気やケガで会社を長期間休むときの所得保障に…

社会保険料が控除されるタイミング

新卒中途を問わず入社された方は、入社月と翌月分の明細を見比べてみましょう。手取り額が異なっていませんか?その理由は、社会保険料が控除されるタイミングに原因があります。①「健康保険料」②「厚生年金保険料」③「介護保険料」←40歳以上64歳までの方の…